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子どもが歯磨きを好きになる方法

小さなお子さんがいるお母さん、お父さんの大変な仕事の一つに子どもの歯磨きがあるのではないでしょうか?

歯磨きが好きなお子さんであれば、良いのですが、歯磨きが嫌いで無理やり歯磨きをしている、歯磨きをさせるのが大変、苦手意識をもっているということをよく聞きます。

子どもが歯磨きを好きになる方法

では、子どもに歯磨きを好きになってもらうにはどうしたらよいのでしょう。

  • 離乳食を食べるようになったころから歯磨きを!

歯が少し生えてきたら歯ブラシに慣れるために、指にガーゼを巻き、水を少しつけて拭いてあげましょう。最初から歯ブラシをお口の中にいれてしまうと、赤ちゃんもびっくりしていまいます。また、飲み込み防止リングが付いた、赤ちゃん用の歯ブラシを持たせてみるのもいいかもしれません。

  • お母さん、お父さんの歯ブラシ姿を見せる

子どもの前で楽しく歯磨きをしている姿をみせることで、子どもも歯ブラシは楽しいんだ!と思ってくれます。一緒に楽しく歯磨きするのもいいですね!

  • 歌を歌いながら歯磨き

歌を歌いながらやることでとても楽しく歯磨きすることができます。NHKのお母さんといっしょhttp://www.nhk.or.jp/kids/program/okaasan.html

の歯磨きコーナーで流れる歌などを歌ってあげると歯磨きしやすいかもしれませんね。

  • 子どもの好きなキャラクターのついた歯ブラシを使う

ドラックストアなどで売られている市販の歯ブラシにはいろいろなキャラクターがついた歯ブラシを販売しています。子どもの好きなキャラクターの歯ブラシを使い、○○と一緒に歯磨きしよう!と誘ってみましょう。

  • 仕上げ磨きは子どもに歯ブラシを!

お子さんが歯ブラシをうまく使う練習にもなります。自分でやりたがるようなら自分でやらせて、その後お母さんやお父さんがしっかり仕上げ磨きをしてあげてください。

子どもは初めからきちんと歯磨きができるわけではありません。お口の中で歯ブラシを動かす事が出来ただけでも「すごいね!」「上手だね!」と褒めてあげましょう。

むし歯や歯肉炎などがない健康なお口を保つ為にも、お子さんと一緒に楽しく歯磨きしましょう。

唾液の働き緩衝能って知っている?

みなさんのお口の中に存在する唾液。この唾液にはさまざまな機能があります。

今回はその中でも唾液の緩衝能についてお話します。

通常みなさんのお口の中は、pH6.8~7前後の中性を保っています。

ph

pHが小さい→酸性が強い、pHが大きい→アルカリ性が強い

※pH・・・物質の酸性・アルカリ性の度合いを示す数値。pH7が中性。

食後はお口の中が酸性に傾きます。pHが5.5以下になると虫歯菌により歯が解けてしまいます。そのため、お口の中の状態を中性状態に保つ事が大切になります。

では、お口の中を酸性にしないため唾液はどのような働きをしているのでしょうか?

食後や虫歯菌が出す酸によって酸性に傾いた口腔内に、唾液の中の成分(リン酸塩や重炭酸塩など)が働いて食後30~40分前後で食前の状態に戻し、虫歯になることを防いでいます。

このように、酸性に傾いたお口の中を中性に回復させる機能を緩衝能といいます。

分かりやすい例で言うと、

梅干やレモンなどの酸っぱいものを食べると唾液が多く出ますよね。これは酸性に傾いたお口の中を中性に戻そうとするためです。

アメやガムなどをずっと口の中に入れていたり、食間におかしや甘いジュースを飲んでいたりする人は、お口の中が酸性に傾いた状態が長く続く為、虫歯になりやすいといえます。

その他にも唾液には

消化を助ける・・・食べ物を柔らかくし消化を助ける

食事をおいしいと感る・・・食べ物と唾液が混ざる事で味を舌で感じます

潤滑剤・・・唾液の成分により食道の表面がなめらかになり飲み込みやすくなる

細菌の侵入を防ぐ・・・外部からの様々な菌を殺し、抵抗する働き

自浄作用・・・食べかすなどを洗い流し、口腔内を清潔に保つ

老化を抑える・・・唾液の成分には筋肉や骨の発育を促進する作用がある

口臭を防ぐ

このようにさまざまな機能があります。唾液ってすごいですよね!

頭痛の原因は虫歯?!

みなさんお口の中はキレイに衛生管理できていますか?虫歯はあるけど歯医者に行くのが面倒と思っている方もいると思います。

その虫歯。ただの虫歯と軽く考えてはいけません。

虫歯があって痛いなぁ~と思っていたら頭まで痛い。という経験をされて困っている方も多いのではないでしょうか?そうなんです。虫歯は放置する事で頭痛を引き起こす可能性があります。

頭痛は体のどこかに不調があると起こります。そのため、虫歯からだけではなく、歯ぎしりや親知らずでも頭痛が起こります。

頭痛

ではどうしてそのようなことがおこるのでしょうか。

【虫歯からくる頭痛】

虫歯が進行して神経まで達すると強い痛みがでます。そのため、虫歯菌が血液から全身に巡り、脳に入る事で脳梗塞などを引き起こす可能性があります。それが原因で頭痛を起こすことがあります。

【噛み合わせが原因の頭痛】

虫歯などで歯を抜いた時、ブリッジやインプラントなどを使わず抜きっぱなしにしておくと前後の歯が倒れてきたり、噛み合う歯が伸びてきたりしてかみ合わせのバランスが崩れます。そのため、顎の筋肉などに負担がかかり頭痛を引き起こす可能性があります。

【親知らずが原因の頭痛】

親知らずが真っ直ぐ生えていない人は要注意です。親知らずが斜めに生えていて、しっかりお口の中の清掃ができていないと、親知らずの周りの歯茎が炎症を起こしたり、痛みが出たり、膿がでることがあります。

膿が顎の奥まで入り込み痛みとなり頭痛を引き起こす事があります。このような場合は、抜歯をオススメします。

【歯ぎしりや食いしばりが原因の頭痛】

歯ぎしりや食いしばりがあると、顎の筋肉が緊張して肩こりを起こしたり、側頭筋が緊張し続ける事で頭痛を引き起こします。歯ぎしりや食いしばりのクセがある方は、自分自身で食いしばらないように注意し、歯医者さんに相談してみましょう。

その他にも頭痛の原因には顎関節症が関係していたり、脳腫瘍や脳梗塞を発症している場合がありますので、気になる症状のある方は早めの受診をオススメします。

高齢者口腔ケアを知ろう!

高齢化が進んでいる今、高齢者へのお口の中のケアはきちんとできているでしょうか。

高齢者口腔ケア

今回は高齢者の口腔ケアについて詳しく説明していきます。

高齢者のお口の中には年齢を重ねるにつれて変化が出てきます。

・お口が乾燥する

年齢を重ねることでお口の中の唾液の分泌量が減少します。

お口の中の乾燥の原因は様々ですが、お薬を飲んでいる方は薬の副作用でさらに唾液がでにくくなるとがあります。

お口が乾燥することで、口の働きや感覚を低下させることがあります。そのため、上手く話せない、よく噛めない、味覚が感じられないなどの症状がでてくることもあります。

また、唾液が出にくくなることでお口の中の粘膜に傷がついたり、炎症をおこしたりすることもあります。

・自浄作用の低下

みなさんのお口には、ご自身の働きでお口の中の清掃性を高めるために自浄作用という機能があります。自浄作用とは、歯の表面や舌、粘膜についた細菌や汚れを唾液の力で洗い流すことでお口を清潔に保つ働きです。

上記のように高齢になるにつれて、唾液の分泌が低下します。そのため自浄作用もうまく働かないことにつながります。

また、麻痺があったり、運動機能に問題があるとお口の機能が十分に発揮されないため自浄作用も低下します。

・食べ物が口の中に残りやすくなる

高齢者や、要介護者の中には、食事の際にとろみ剤をいれて食べやすくしたり、食べ物を細かくしたりすることで食べやすくしている方もいます。しかし、とろみをつけることで粘り気が強くなり、お口の中に長時間停滞しやすくなります。

また、細かくすることでお口のなかや、歯の隙間、舌の下などに食べ物が残りやすくなります。自浄作用がうまく働かないために、口腔内の環境が悪くなり、歯周病や虫歯など様々な病気を引き起こす可能性があります。

ではどのように口腔ケアを行っていけばよいのでしょうか? 

まず、ご自身のお口に合った歯ブラシを使用し、お口全体を丁寧に磨きましょう。それができたら、歯間ブラシなどの補助用具をつかってさらにきれいに磨きましょう。また、唾液の分泌が少ないと感じている方は唾液腺マッサージをして唾液の分泌を促しましょう。

例)耳下腺のマッサージ

耳の下あたりの頬の部分に手を当て、上の奥歯からまえに向かって回すようにマッサージする。また、よく噛んでお口の筋肉を使ったり、にっこり笑って顔の筋肉を動かしてあげることもよいでしょう。

定期的に歯科検診を受けることもおすすめします。

ミントタブレットは口臭には効かない?!

みなさんの中には日々口臭で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

人と話をするときなど、口臭があるととても気になりますよね。

そのため、口臭が気になるな?でも外出先で歯磨きなどもってないし。

という方は、コンビニなどに立ち寄り、ミント系やメンソール系のさわやかな香りのするタブレットを買って食べたりする人もいるのではないでしょうか。

ミント

口臭をなくすために食べたのに、逆に口臭を強くするとしたらどう思いますか?

実は、ミントを食べることで、お口の中の唾液が一時的に出にくくなってしまい、唾液の分泌が下がってしまうそうです。

そのため、お口の中が乾燥してしまうそうです。

口臭には、さまざまな原因がありますが、その中でもお口の中の乾燥からくる口臭についてお話しします。

お口の中が乾燥し、ドライマウス状態(お口の中がネバネバするなど)になると口が臭くなると言われています。

わかりやすい例でいうと、朝起きたときに口がネバネバして気持ち悪いですよね。その時に口が臭いと言われる人もいるのではないでしょうか?

ではどうしたらよいのでしょうか?

口臭を予防するためには唾液を分泌させることが重要です。

固めなガムを食べると、噛む作用により唾液の分泌が促されます。味は柑橘系のレモンなどを選ぶとよいでしょう。

また日々生活をするなかで、うめぼしやレモンなど酸味の強いものを意識的に摂ることも唾液の分泌促進につながります。

うめぼしなどを想像しただけで唾液がにじみ出てきますよね!

そのほかにも唾液の出る線→唾液腺をマッサージするのもよいかもしれません。

お口の中の乾燥が悪さをするのは口臭だけではありません。

お口の乾燥は歯周病や虫歯になりやすくなったりしますので、ぜひ、身だしなみだけでなく、お口の中も気にしてみましょう。

子供を虫歯にしないためにやるべきことは

お子さんがおられるお母さんたちは子供が虫歯にならないためにはどうしたらいいのだろうと考えたことがあるのではないでしょうか?

虫歯の男の子

みなさんよく知っているように、生まれたての赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。

ではいったいどこから虫歯菌に感染してしまうのでしょう?

実は大人の唾液から子供に感染しています。

そのため、“大人が口をつけたスプーンで食べさせない”“子供にキスをしない”“回し飲みなどしない”と虫歯菌を感染させないように努力しているお母さんも多くいるのではないでしょうか?

子育てを経験しているお母さんならわかるかもしれませんが、実際やってみるとできないものですよね。子供の中には、大人が食べていたものをほしがり泣いてしまったりする子もいます。大人が食べていたものを与えることでも感染のリスクがあります。

また、熱い食べ物を食べさせるとき、フーフーして温度を下げてから与えますよね?それだけでも虫歯菌が感染する可能性があります。

読んでいただいてわかるように、虫歯菌に感染しないようにすることは不可能に近いことがわかります。?

では、どうしたらよいのでしょうか?

まず、お母さんやお父さん自身のお口の中の虫歯菌の数を減らしましょう。

お口の中の健康は体の健康にもつながります。しっかり歯磨きをして子供の見本になるようにしましょう。

また、現在口の中に虫歯がある場合は歯医者さんに行き治療してリスクを減らしましょう!

そのほかにも、食事の回数やジュースなどを飲む回数により虫歯のリスクが高まります。

決めた時間に、決められた分だけ食べるなど習慣をつけるのもいいかもしれませんね。

だらだら食べ続けたり、間食が多いとお口の中がいつまでたっても酸性にかたむいたままです。

歯磨きをしたらしっかり仕上げ磨きをしてあげることも大切です。

小さいうちは一人で細かく磨けないので親がしっかり管理してあげましょう。

また、フッ素を定期的に塗ったり、フッ素入りの歯磨き粉を使ったりすることもいいかもしれません。

子供のお口の健康を守るためにも親も一緒にがんばりましょう!!

レーザー治療で虫歯が治る?

みなさんレーザーと聞くと、アニメなどで敵と戦うシーンのレーザービームなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

歯科医院で行われるレーザー治療は敵といっても虫歯を退治します。

虫歯治療に用いられるレーザーはエルビウムヤグレーザー(Er:YAG)といいます。

レーザー治療では、単一の波長からなる光線(レーザー光線)を歯に照射することで治療の効果がでます。

では、レーザー治療のメリット・デメリットを紹介します。

<メリット>

・タービンのようなキーンという不快な音がしない

歯医者さん独特のこの音が嫌いという方多いのではないでしょうか?

・ほとんど無痛治療で出来る

ほとんどの治療が麻酔をしないで行えます。少量の麻酔を使用して治療する場合もあります。

・健康な歯の部分を多く残す事ができる

普通の虫歯治療の場合虫歯の周りの健康な歯の部分を一緒に削ってしまうことがありますが、レーザー治療はピンポイントで虫歯を削る事ができるので、健康な部分の歯を多く残す事ができます。

・出血を抑えることができる

出血を抑える事で、治療する部位がしっかり確認でき、よりよい治療を行う事ができます。レーザー照射することで、治療後の出血のリスクを低くする事ができます。

<デメリット>

・保険が適用外の場合がある

レーザーの治療費は各医院で異なります。レーザーの治療費は高額になることはありませんが、一般的には自費の治療となります。

・治療に時間がかかる

普通にタービンなどを使って虫歯を削る治療と比べると多少治療時間がかかります。

<レーザーの種類>

レーザーにはエルビウムヤグレーザー(Er:YAG)の他にも、止血効果・麻酔効果に優れているネオジムヤグレーザー(Nd:YAG)、日本での普及率が最も高く主にレーザーメスとして使用されるCO2レーザー、歯肉の炎症や腫れ、痛みの緩和を目的とした治療で使用されるヘリウムネオン(HeNe)レーザーなどがあります。

このように虫歯治療以外にも口内炎の治療などにもレーザーが使用されます。

痛い治療が苦手な方や、興味のある方は一度歯科医院に聞いてみるのもいいかもしれません。

歯科衛生士と歯科助手のちがいって?

みなさんが歯科医院に行かれたときに、歯科医の先生の他に先生の補助をしたりする人を見たことがあると思います。

その人は歯科衛生士、または歯科助手といいます。

では歯科衛生士と歯科助手ではどのような違いがあるのでしょうか。?

歯科衛生士

【歯科衛生士】

歯科衛生士は最低2年制の専門学校か短大に通い、歯科衛生士の国家資格を取得しなければなりません。歯科衛生士は、歯科医師の補助をするだけでなく、みなさん国家試験に合格している歯のスペシャリストなのです。

歯科衛生士の主な役割としては、歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導の3つがあります。?

<歯科予防処置>

・プラークや歯石の除去

・機械的歯面清掃(PMTC)

・フッ素の塗布

・スケーリングルートプレーニング

など。

お口の中のクリーニングや歯石をとりますねという行為がこれにあたります。また、歯に穴があいているところに仮のつめものをつめる事も出来ます。(予防填塞)?

<歯科診療補助>

・歯科医師の診療補助

・カルテ整理・管理

・室内清掃

・器具の滅菌・消毒

など。

歯科医師の指示を受け、医療行為のサポートを行います。?

<歯科保健指導>

・ブラッシング指導

・口腔内の相談

・口腔内の機能訓練

など。

みなさんが小さいころ、学校や幼稚園・保育園などで歯の模型を使って歯磨きのやり方を教えてもらったり、お口の中を赤く染めて汚れている歯を確認したりした記憶があると思います。これも歯科保健指導です。

【歯科助手】

では、歯科助手とはどのような人のことをいうのでしょうか。

歯科助手は公的資格が必要ないので国家資格をもっていなくてもなることができます。また、歯科の医療行為は行ってはいけません。

具体的な仕事としては、院内の清掃、片付け、事務、受付など歯科医療業務以外の業務を行う事ができます。?

このように、歯科衛生士・歯科助手ともに歯科医院には大切な働きをする存在となっています。これらを知った上で歯科医院に行かれるのも楽しいかもしれませんね。

“銅”の力で殺菌?

みなさん“銅”には殺菌効果があるのをご存知ですか?

分かりやすい例でお話しすると私たちの身近にある10円玉。

この10円玉を臭いのある靴やブーツに入れるとなんと消臭効果を得る事ができます。

これは、臭いを発している菌を銅(10円玉)が殺菌する事で消臭ができるというわけです。

この他にもドアの手すりやドアノブに銅を使用する事で院内感染予防になるとまで言われています。

この銅の殺菌効果を活用して誕生したのが、<ドックベストセメント>です。

虫歯の治療

ドックベストセメントとは? 

普通虫歯の治療では、感染した部分を全て削り取ります。

ドックベストセメントを使用する時は虫歯になった部分(軟化象牙質)を全て削るのではなく、一部だけ残します。

そのため、必要以上に歯を削ることがないので、ほとんど痛みを感じません。また、ほとんどの場合麻酔の必要がありません。

ドックベストセメントは虫歯になっている軟化象牙質を殺菌し、再石灰化を促す作用があります。そのため軟化象牙質を残したほうが都合がよいのです。

ドックベストセメントの半永久的な薬の作用により殺菌力が永久に続き、浸透殺菌の期待もできるようです。

虫歯だけでなく、歯の根っこの先の病気や知覚過敏にも効果が期待できます。 

ドックベストセメントの主成分は銅や亜鉛、リン酸などの天然ミネラルです。そのため副作用などの危険はありません。 

しかし、ドックベストセメントにも欠点があります。

・深い虫歯に対応できない 

虫歯が大きく、強い痛みのでている歯に無理に使用してしまうと逆に症状を悪化させる可能性がある。 

・保険外の治療 

ドックベストセメントの治療は保険外の自費の治療となる。 

・経過観察が必要 

虫歯を全部削り取っているわけではないので、術後の状況や変化をしっかり観察する必要がある。大きい虫歯などは歯の中で神経が死んでしまったりしている可能性などがあるため。 

・前歯など見た目が気になる歯には使えない 

虫歯によって変色や、着色してしまった歯でも全部削りとらないため審美性を重視される方にはオススメできない。

このように良いところもあれば欠点もありますが、気になる方は一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

Wikipediaより

二重あごの原因は噛み合わせだった?!

二重あご=太った人。というイメージがある人がほとんどだと思います。

しかし、体は痩せているのに二重あごになっている人を見たことがある、または周りにいる人がいるのではないでしょうか?

二重あご

実は二重あごの原因は太っている事だけではないのです。肥満とは何ら関係のない二重あごもあります。噛み合わせが原因で二重あごになることがあります。

噛み合わせで重要となるのが、「顎の位置・顎の筋肉・歯」です。この中の一つでも問題があると噛み合わせが悪くなります。

二重あごはその中でも、顎の筋肉に関係してきます。あご周りの筋肉が衰える原因の一つに、「早食い」があります。

噛み合せが悪くなる事で顎の筋肉のバランスが悪くなり、筋肉が弱まり、衰えます。その結果顎の位置が下がったり、リンパの流れが悪くなることで二重あごになる可能性があります。

噛み合わせで影響がでてくるのは二重あごだけではありません。

顎関節症

噛み合わせが悪いと噛むたびに顎がずれて顎関節症になる可能性があります。

口を開けると音がする、口が大きく開かない、顎の周辺に痛みがあるなどの症状がある方は受診するようにしましょう。 

頭痛

噛み合せが悪いと首の後ろや頭の筋肉がこり、血流が悪くなることで頭痛を起こす人がいます。 

姿勢

噛み合せが悪いと全身のバランスをとろうとして姿勢が悪くなります。 

では一旦話は二重あごに戻り、噛み合わせからくる二重あごを治すにはいったいどうしたらよいのでしょうか。

2011年12月3日の世界一受けたい授業(日本テレビ)

で紹介されていたストレッチの方法を紹介します。

<ベロ回し運動>

  1. 唇を閉じたまま、舌の外側を大きく回す
  2. 2~3秒かけて1回まわすくらいのペースで、右回り×25
  3. 同じように左回り×25

これを朝昼晩1日3回行いましょう。

<ベロ押し体操>

舌の先端で上顎の歯茎を20秒間押す。力いっぱい押すのがポイントです!

この体操を「1日トータル3分」を目標に行います。

これらの2つの運動をする事で筋肉が鍛えられ、噛み合わせは改善し、二重あごもスッキリしてくるそうです。もちろん1回やっただけでは効果はでません。毎日行う事が大切です。

興味のある方は一度試してみてはどうでしょうか。

歯ブラシは細菌の住みか?!

みなさんが毎日何気なく使っている歯ブラシ。実はこの歯ブラシに付着している細菌の多さを知っていますか?

歯ブラシは一度の使用で細菌の数が便器と同じぐらい増殖すると言われています。

便器と同じくらいの細菌を口の中に入れると考えただけでゾッとしますよね。

イギリスのマンチェスター大学の調査では、歯ブラシに付着している細菌数はなんと1億個以上という結果がでたそうです。 

しかし、人の口腔内にはもともと沢山の細菌が生息しています。そのため神経質になりすぎる必要はありません。

それでも、細菌がたくさんいる歯ブラシで歯を磨くのは気分的に嫌ですよね。

では、歯ブラシはどのように管理していけばよいのでしょうか。

<歯ブラシの管理方法>

・  使用した歯ブラシはしっかり洗う

歯ブラシの毛の部分に食べかすなどが残っていると、腐敗し、細菌が増殖します。 

・  歯ブラシは使用したらしっかり乾燥させる

濡れたままの歯ブラシは細菌が繁殖しやすくなります。携帯用歯ブラシを使用する人もしっかり歯ブラシを乾燥させてからケースに入れるようにしましょう。 

・  歯ブラシの使いまわしはしない

恋人や家族などと同じ1本の歯ブラシを使いまわすのはやめましょう。歯磨きを共有する事で、他人のもっている細菌を自分の口の中に入れる事になり、病気や感染症のリスクが上がります。 

・  歯ブラシを置く場所は清潔に

歯ブラシホルダーや歯ブラシを立てているコップなども清潔に保ちましょう。また、複数の歯ブラシを1つのコップで保管する場合もブラシの毛先が触れ合わないようにしましょう。歯ブラシが触れ合って立ててあると他人と歯ブラシを共有しているのと同じになります。 

歯ブラシを置く場所は清潔に

・  歯ブラシは月に1回の頻度で交換が理想

歯ブラシの毛先が広がっている場合などはもちろんですが、歯ブラシに問題がないように見える場合でも長期間使用することで沢山細菌が付着しています。

そのため1ヶ月に1回のペースで交換するようにしましょう。

毛先が広がっている歯ブラシはプラークの除去率が低下します。また歯茎を傷つけることもあるので交換するようにしましょう。 

・  トイレに置きっぱなしにしない

トイレには空気中に見えない細菌が飛び散っています。そのためそこから付着して細菌が増えます。歯ブラシはできるだけトイレから離れた場所で保管するようにしましょう。

この他にもブラッシング後に殺菌効果のあるマウスウォッシュなどを使用するのも良いかもしれませんね。 

毎日使用する物だからこそしっかり清潔に管理するようにしましょう。

知っておこう!花粉症と口内環境!

冬の寒さもだいぶ和らいできたこの時期。もうすぐ暖かい春がやってきますね!

春といえば入学式やお花見・新しい事のスタートなど楽しいことがたくさんありますが、この時期花粉症に悩まされている方が多くいるのではないでしょうか?

花粉症を簡単に説明すると、ヒノキやスギなどの植物の花粉が原因となり、くしゃみや目のかゆみ、鼻水などのアレルギー症状がでる病気です。

花粉症

この花粉症という病気ですが、アレルギー症状だけでなく、お口の中にも注意が必要だということを知っていましたか?

では、花粉症と口内環境にはどのような関係があるのでしょうか。

お口の中は健康な場合唾液で満たされています。この唾液はただお口の中の乾燥を防いでいるだけではありません。

唾液には抗菌・洗浄の作用や、歯周病や虫歯の予防の役目もあるのです。

また、再石灰化にも重要な存在です。 

しかし、その重大な役目をしている唾液が花粉症の薬によって減ってしまうというのです。(※全ての薬ではありません)

花粉症の薬には唾液の分泌を低下させる成分が入っているものが多くあるため、花粉症の症状は治まってもお口の中は乾燥してしまいます。

また、花粉症の症状である鼻水は鼻が詰まるとどうしても口呼吸になってしまいます。そのため、お口の中が乾燥しカラカラになってしまいます。

お口の中の唾液が減り、乾燥状態が続く事でお口の中の細菌が増殖しやすくなります。

また歯の周りにはプラークが付着しやすくなり、その状態のまましっかりとした歯磨きをしないと磨き残しが増え、歯石になります。歯石になってしまうと歯ブラシでは落とす事が出来ません。

このように、や細菌が増える事で歯周病や虫歯になるリスクが高くなります。 

では花粉症の人はどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。 

・  お口を乾燥させないように水分をしっかり摂取する

・  歯石などを作らないようにこまめに歯磨きを行う

・  ガム(キシリトール入りのも)などを噛んで唾液の分泌を促す

このように花粉症の人は特に口腔内のケアをきちんと行うようにしましょう!

虫歯があると宇宙飛行士にはなれない?

みなさんの中には、虫歯になると宇宙飛行士になれないと思っている方が多いのではないでしょうか?

確かに虫歯があると宇宙飛行士にはなれません。しかし、虫歯があってもしっかり治療をしていれば問題ありません。

歯の構造

ではなぜ虫歯があると宇宙飛行士になれないのでしょうか? 

宇宙で作業するとき宇宙服の中の気圧は約0.3気圧まで減圧されます。

スペースシャトル内と同じ1気圧のまま船外にでてしまうと、気圧の差で宇宙服が膨れ上がってしまい、指や手、足などが曲がらなくなり作業ができなくなってしまいます。

そのため、0.3気圧まで減圧した環境で作業を行うということです。

0.3気圧まで減圧したときに、お口の中に虫歯や治療が途中な歯があり空洞などができていると、中の空気が膨張して内側から歯を圧迫するため痛みを生じる場合があります。

その後、詰め物の隙間などから空気が入ることで周囲と同じ気圧になります。

同じ理由で戦闘機などのパイロットも虫歯の治療をしていないと操縦する事ができないそうです。

高い山などに登った時も気圧の変化で歯に痛みが出たりすることがあります。

このように、気圧の差がある環境で作業をする時は注意が必要です。 

もし宇宙で歯が痛くなってしまったら? 

まず痛み止めを服用します。

宇宙船の中で歯を削ったりする治療が出来ればよいのですが、歯を削る器械はありせんし、もしあったとしても、削った粉や水分などが飛び散るので大変な事になってしまいます。

痛み止めを飲んでも痛みが取れない場合は、医師の指導の下他の宇宙飛行士が歯を抜く可能性があるそうです。

治療行為は本来国家資格をもつ医師にしか許されていません。しかし、特別に宇宙飛行士に限り治療行為が許されているそうです。もちろん事前に歯を抜く訓練などを受けています。

このように、虫歯があるまま宇宙に飛び立ってしまうと大変な事になります。

そのため、打ち上げの前に虫歯がないか、悪化しそうな歯はないか、治療が不十分な歯はないかなどしっかり検診します。 

虫歯にならないためにも、普段から歯磨きをしっかりし、お口の中の健康に気をつけましょう。

気圧の変化で歯が痛む?>>

電動歯ブラシのメリット・デメリット

みなさんは、電動歯ブラシを使用していますか?

それとも、普通の手用の歯ブラシを使用していますか?

ここ数年で電動歯ブラシは安く購入する事ができるようになり、とても普及してきました。

今ではたくさんの種類の電動歯ブラシが販売されています。音波振動と超音波心動と電気振動の種類があります。音波振動と電気振動は歯ブラシが動きますが、超音波歯ブラシは歯ブラシの毛先がほとんど振動していません。手用の歯ブラシと同じように使います。音波振動と電気振動の歯ブラシは当てるだけになります。

電動歯ブラシのメリット・デメリットについてお話します。

<メリット> 

・ゴシゴシと左右に手を動かさなくて良い 

手用の歯ブラシは、歯磨きをするときに手を左右に動かし、ゴシゴシ磨く事で汚れを落とします。しかし、電動歯ブラシは、歯に当てるだけで歯ブラシ自体が振動して磨いてくれるので動かさなくても磨けます。 

・短時間で磨ける 

手用の歯ブラシよりも短時間で磨くことができます。

超音波歯ブラシや、音波歯ブラシは、1秒間に振動する回数が多く、虫歯の原因となるプラークを除去する能力が高いということもメリットの一つです。 

<デメリット> 

・刺激が大きい 

振動の刺激によって歯ぐきや歯を痛めてしまうこともあります。

電動歯ブラシを使う時に力を入れすぎてしまい歯ぐきや歯を傷つけてしまっては逆効果になります。 

お年寄りや子どもが電動歯ブラシを使っている場合、お口の中が傷ついていないかチェックしてあげるのも良いかもしれません。

最近では、歯への力のかけすぎ(押しすぎ)防止機能のついた電動歯ブラシや、歯ぐきのマッサージ機能がついたもの、磨いている時間が分かるようにタイマーのついたものがあるようですので、自分にあった電動歯ブラシを選ぶようにしましょう。

電動歯ブラシを使用する際は基本のブラッシングが重要となります。電動だからといって、歯磨き自体が雑になってしまっては逆効果です。電動歯ブラシに頼りきりにならないようにしましょう。正しいブラッシングで清潔な口腔内を保ちましょう。 

今、手用歯ブラシを使うか、電動歯ブラシを使うか悩んでいる方は、電動歯ブラシのメリット・デメリットを知った上で、どちらの歯ブラシを使うか考えてみて下さい。もし分からない事などがあれば一度歯科医院に相談してみましょう。

赤ちゃんのよだれ

赤ちゃんは4ヶ月頃からよだれがよく出始める傾向にあります。

赤ちゃんのよだれ

これはどうしてでしょうか?

1.歯が生え始める

個人差はありますが、だいたい生後6ヶ月頃から下の前歯が生え始めます。

歯が生えることが刺激となりだ液の分泌を促進していると言われています。 

2.口で確かめる

この時期の赤ちゃんはなんでも口に持ってきて確かめたり、噛んだりするため、それが刺激となりだ液の分泌を促進します。 

3.食事への関心

6ヶ月頃から離乳食を始める方も多いのではないでしょうか?そのため食事への意欲や関心がだ液が出ることと関係しています。食欲がある証ですね。

だ液の量が多いと心配になるお母さんも多いのではないでしょうか?しかし、大丈夫です。だ液の量が多いことで自浄作用が働き、口の中を清潔に保つことができます。虫歯の予防にもなります。

だ液の量が多いことでより健康的と言えるかも知れませんね。

良い点ばかりではありません。

1、だ液の量が多くて服が汚れる

歯が生え始めの赤ちゃんはだ液がたくさん出てきても口の中に溜まっただ液を飲み込むことができません。

そのため、お口の中からあふれただ液がよだれとなり口から出たり服を汚したりします。

よだれがでているということは成長の証です。

この場合、スタイなどをこまめに変えてあげましょう。 

2、口の周りが赤くなる

よだれには消化酵素などが含まれているため、お口の周りや肌についたよだれをそのままにしておくと赤くなったり、ただれたりと肌荒れの原因となります。

気付いたら拭いてあげるようにしましょう。

酷い場合は小児科を受診するようにしましょう。 

だ液の原因には他にも鼻が詰まっていて口呼吸になっていたり、お口の中に炎症などがある場合があります。 

お口の中をよく観察してみるのも良いかもしれませんね。

口の中にカビが生える?!

みなさんが生活していく上で、キッチンの洗い場やお風呂場などの水周りにはカビが生えやすいという事はご存知かと思います。

しかし、お口の中にもカビが生えるという事を知っている人は少ないのではないでしょうか。 

口腔カンジダ症とは、お口の中にカンジダ菌(カンジダ・アルビカンス)という真菌(カビ)が異常に繁殖して起こる感染症です。

Wikipediaより→

<原因>

口腔カンジダ症は、カンジダアルビカンスという菌が原因で起こります。

しかし、このカンジダ菌はみなさんのお口の中に常にいる常在菌です。

そのため、誰でもカンジダ症を起こすリスクを持っています。

カンジダ菌は常在菌のため健康な人には発症しません。特に発症しやすいのが、体が疲れているときや、風邪などで免疫力が低下している時、乳幼児や高齢者などの体が弱い人、癌の治療などで抵抗力が低下している時にカンジダ菌が増殖しやすくなります。

また、糖尿病や長期間抗菌薬を服用している方もカンジダ症を発症する原因の一つです。 

<症状>

カンジダ症には急性型と慢性型があります。

・急性型

偽膜性

お口の中の粘膜の表面に、乳白色、灰白色の白い苔状のものができる。

形としては、斑紋状、点状、線状のものが付着する。

偽膜性はガーゼやティッシュでぬぐいとることができる。

萎縮性

白苔がないのが特徴。

偽膜性よりもヒリヒリとした痛みがある。

舌乳頭の萎縮など。

肥厚性

カンジダ症が長引いて慢性化したもの。

白苔は粘膜からはがれにくい。

粘膜の上皮がまだら状に厚くなる

<治療法>

内服薬、塗り薬、うがい薬などを服用する事で効果があります。 

カンジダ症を発症しないためにも、お口の中の常在菌であるカンジダ菌を増殖させない事が重要になります。

そのために、お口の中を清潔に保つようにしましょう。入れ歯を入れている方は特に、入れ歯の素材にカンジダ菌が付きやすいので入れ歯を清掃する時は水だけでなく、専用のブラシや、入れ歯洗浄剤なども併用してこまめに洗うようにしましょう。

お口の中を見たときに白い苔のようなものが見られたら歯科医院に相談するようにしましょう。

歯ぐきの裏側にこぶ?

みなさんのお口の中を見たとき、歯茎の内側(舌側、口蓋)にぼこぼこっとこぶのようなものがある方はいませんか?

このこぶの正体は、“骨隆起”という骨の塊です。これは、顎の骨が過剰に発達することでできます。

骨隆起は、長年にわたり少しずつ大きくなります。そのため、気付いた時にはこぶが!!とびっくりする方もいます。

見た目はこぶのようなものなので、腫瘍ではないだろうか?

なにか悪いものなのではないのだろうか?

と思う方がほとんどだと思います。実際は骨の塊なので、とくに問題がなければそのまま放置しても大丈夫です。

<骨隆起の原因>

原因としては、強い咬み合わせの力が顎の骨に伝わり、骨が過剰に発達するためといわれています。そのため、寝ている時の歯ぎしりや、食いしばり、無意識に長時間食いしばっている人は要注意です。

また、すでに骨隆起がある人は、このように食いしばりや歯ぎしりで強く咬合することで大きくなります。

<対処法>

では、骨隆起ができたらどうしたらよいのでしょうか。

骨隆起の原因といわれる歯ぎしりや食いしばりを軽減させるためにはマウスピースを作成することです。

しかし、それだけでは発達した骨をなくすことはできません。

骨を無くす為には骨隆起を除去する手術が必要です。

骨隆起があると、入れ歯を入れるのが困難です。骨隆起自体は骨の上に薄い粘膜が一層覆っているだけなので、入れ歯を入れていると、骨隆起と入れ歯があったって痛みがあるなどの症状がでてきます。

このように、入れ歯で困っている方や、見た目が気になる方、発音に支障がでる方などは手術を考えてみるのもいいかもしれません。

手術は、骨隆起の大きさにもよりますが保険が適用されます。

入れ歯の問題だけであれば、手術のほかに、インプラントを入れるということも出来ます。

インプラントにすると手術をする必要はありませんし、骨隆起も邪魔になりません。 

気になる方は、一度歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか?

歯周ポケットケアを始めよう

日本人の約8割の人が抱えているといわれるのが「歯周病」です。20代を迎える頃から徐々に増えていきます。40代になる頃には8割以上の人が歯周病になっていると言われています。

歯

歯周病の原因は一体なんでしょうか?

歯と歯茎の間には歯肉溝とよばれる境目の溝があります。正常な人は0.5ミリから2ミリくらいの深さです。歯周病はその隙間に歯垢(プラーク)に入り込み炎症が起きることから始まります。炎症して、歯肉溝が深くなって腫れている状態を「歯肉炎」といいます。

さらに放置しておくとどんどん進行していきます。

歯茎の腫れがさらに深くなると歯肉溝は歯周ポケットとなり、溝の深さはさらに深くなります。その溝の中に歯垢がたまり、歯垢を放っておくと石灰化して歯石になります。歯垢中には細菌がたくさんいます。そのままにしておくと細菌がポケットの中にたまってきます。やがては歯を支えている組織を破壊してしまい、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。

自覚症状が少ない為に気づいた時には、歯周病が進行している。というようなことも少なくありません。

美味しく食べる、楽しく話すことができるのは健康な歯のおかげです。歯を失わないためにも、しっかりとケアしていくことが大切になります。歯周病の予防には歯周ポケットの歯垢を除去する「歯周ポケットケア」が重要になります。

歯周ポケットを清潔に保つためには、ブラッシングを丁寧に行うことです。歯と歯茎の間(ポケット)を意識して優しくブラシを持ち、毛先を細かく動かし歯垢をかき出すようにして磨きます。「強く力を入れず、優しく細かく」を意識して磨いてください。

歯ブラシは毛先の柔らかく、ヘッドの小さい扱いやすいものが良いでしょう。

合わせて補助用具のデンタルフロス、歯間ブラシを併用すると歯と歯の間のプラークも確実に落とすことができます。初期の歯肉炎であれば日々のブラッシングをしっかりと行うことで十分に改善できます。

そのようなことにならないためにも歯科医院での定期的な検診を行うと良いでしょう。

その人に合ったケアの方法など細かく教えてもらえるのでぜひ検診に行ってみてください。

地図状舌ってなに?

地図状舌という病気を聞いた事はありますか?

歯ブラシ

地図状舌とは、名前の通り、舌の表面が地図のようにところどころ模様が出来る病気です。

若い女性に多く見られますが、幼児でも約15%ほど見られます。

地図状舌になった人は、舌にまだらに模様ができているため、人に見られるのが嫌だったりした体験がある方もいるのではないでしょうか?では、地図状舌はどのような原因で発症するのでしょうか。

<原因>

原因はよくわかってはいません。

ストレスや栄養障害やビタミンBの欠乏、遺伝、体質異常などと言われていますが、定かではありません。喘息や気管支炎などとも関連性があるといわれています。 

<症状>

舌の表面の一部分に円形・楕円形の中央が赤色で周りが白色の淡紅色斑ができます。それがだんだん大きく広がる事で、他の斑と融合し、さらに広がり結果的に地図のような模様になります。

これらは、日によって形態や位置が変化し広がりを変えるのが特徴です。自覚症状はほとんどありませんが、まれにしみる、ぴりぴり違和感があるという方もいます。溝状舌と合併することもあります。

※  溝状舌(こうじょうぜつ):舌の表面に多数の溝がある状態のこと

Wikipediaより

治療法としては有効なものは確立されていません。また、自然に治ることはないとされています。

そのため、痛みがない場合は経過をみるようにしましょう。そして、しっかりバランスの取れた食事、ストレスのない生活をするように心がけましょう。

心配な方や、痛みや違和感を伴う方は歯科医院でみてもらうようにしましょう。食べ物が刺激となる場合は口腔内用のステロイドの軟膏などを使います。

また、口腔内を清潔に保つ事で症状が良くなることも多くあります。

歯牙腫(しがしゅ)ってなに?

みなさん歯牙腫という病気を聞いたことはありますか?

歯牙腫とは歯の芽となる部分(歯胚)の形成異常からできる組織形態の異常です。

腫瘍の中に歯の組織を含んでいるのが特徴です。歯牙種には二種類あります。

・複雑性歯牙腫

歯牙硬組織が不規則に配列し、形成された塊状物からなる。

10~20歳代に多い。 

・集合性歯牙腫

多数の小さな歯牙様構造物の集合からなる。

上顎の前歯(切歯)、糸切り歯(犬歯)部分にできやすい。

Wikipediaより

2014年7月、びっくりするようなニュースが報道されました。

インドに住む17歳の少年の口から232本の歯が摘出されたといいます。

少年は複雑性歯牙腫が原因で、232本の小さな歯の組織が口の中にありました。

手術中少年の顎の中から小さいものから大きいものまで次々と歯のような組織が摘出されたそうです。

手術は6時間におよびました。手術をしている医師も大変な手術ですが、少年も6時間も口を開き続けたのですからとても大変だったでしょうね。

少年は手術をする1ヶ月前から顎が痛み腫れ始めて、異常に気付いたとのことです。

少年の場合歯のような組織は、少年の右下の顎の骨の中に形成され外からは見えなかったとのことです。

腫瘍自体も顎の奥にあり、顔が変形したりしなかった為気付くことがないまま歯の組織が増殖してしまい、このようなことになってしまったそうです。

このようなケースはまれですが、歯牙腫は症状がないため歯医者などで撮影したレントゲン写真などで偶然発見されることが多いようです。

腫瘍自体はゆっくり発育しますが、大きくなると少年のように痛みが出たり、顎の形が変形したり歯の位置がずれたりします。

もし何か異常がでたら歯科医院を受診するようにしましょう。

歯の着色の原因はなんだろう?

みなさんの中には最近歯の着色が気になるという人はいませんか?

歯科医院にも「着色が気になるから除去してください!」といって来院される患者さんも少なくはありません。

では、歯の着色はとのような原因でつくのでしょうか?また自宅での予防はできないのでしょうか?

白い歯

着色の原因

着色の主な原因となるのがCMなどでよく聞く”ステイン”の沈着です。ステインとはわかりやすく言うと歯についたシミのことです。

みなさんは毎日歯磨きをしていると思いますが、磨き残しがあったりして汚れが歯にこびりついてしまったものがステインです。

では着色にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.タバコによる着色

一般的によく知られているのがタバコのヤニによって歯に着色してしまうことです。タバコのヤニはねっとりとしていて歯にこびりつきやすい特徴があります。歯だけではなく、内臓や喉にこびりついて長期間とどまることで有害物質を出し続けているのです。

また、歯ぐきにもダメージを与えます。タバコを長期間吸っている人の中には歯ぐきが黒ずんでいる人も多くいます。

これは、ビタミンCが破壊され、メラニン色素がうまく排出できていないため起こります。 

タバコのヤニは強力なステインで落とすのが難しいのが現状です。その他にもタバコは歯周病の原因にもなりますので、喫煙者の方は注意が必要です。 

1.飲み物での着色

コーヒーや赤ワイン、紅茶、お茶などの茶渋に含まれる色素が歯の表面に沈着して着色することもあります。 

3.薬での着色

お口の中を消毒するイソジンなどの濃い色のついたお薬でも着色することがあります。もし気になるようでしたら購入の際に医師や薬剤師さんに相談してみるといいかもしれません。歯の汚れが色素沈着してステインになってしまうともう歯磨きでは除去することが難しくなります。 

ではステインをなくするにはどうしたらいいのでしょうか。

1.歯磨きを行う

基本的には普段から行っている歯磨きをきちんと行うことが重要です。歯磨き粉にもステイン予防の効果があるものも売られていますので使ってみるのもいいかもしれません。

2.食後に口をすすぐ

コーヒーや赤ワインなど多くの食品がステインの原因となります。そのようなものを食べたり、飲んだりした後は口をすすぐようにしましょう。

お口の中を水で洗い流すことでステインが吸着するのを予防します。 

3.歯を傷つけないようにする

歯磨きのときに力を入れて強く磨いてしまうと、歯の表面に傷がつき、その傷の凸凹部分にステインが付着しやすくなります。

このほかにも、喫煙者の方は禁煙するのがもっとも良い方法になります。着色が一度ついてしまうと自力ではなかなか落とすことができません。

気になるようでしたら近くの歯科医院で磨いてもらったり、ホワイトニングを行うのをオススメします。

入れ歯の役割

みなさんの中には歯を失ってしまって入れ歯をいれている方も多いと思います。

しかし、入れ歯を作ったけど面倒だから外している。他の歯で噛めるから入れ歯を入れなくても大丈夫!と思っている方もいらっしゃるかもしれません。入れ歯の役割は食事の時に噛む為だけのものなのでしょうか。 

入れ歯の役割についてお話したいと思います。

入れ歯には食べ物を噛むこと以外にもたくさんの役割があります。

1、栄養摂取

これはみなさんがご存知のように、お口から食べ物を食べてしっかり噛んで栄養をとることです。歯がなければしっかり噛むことができません。 

2、脳への刺激

よく噛むことで脳への刺激となり、学習や記憶などの働きにも影響を与えているといわれています。また、噛むことで脳の血流がよくなるともいわれています。 

3、他の残った歯を助ける

歯を失ったまま入れ歯などを入れないと、他の歯が失った歯を補おうとする為、他の歯が痛くなったり、ダメージを受けたりします。また、歯を失ったまま放置すると残った歯が少しずつですが移動して歯が斜めになってしまったりします。 

4、言葉をはっきり発音できる

入れ歯を入れることではっきり発音できるようになります。 

5、顔貌の変化

総義歯を使っている患者さんで比較すると、入れ歯を外した時と入れた時とでは表情がとても健康的になります。入れ歯を入れたら若返るということもよくある話です。 

6、姿勢の安定

入れ歯を入れていないと食いしばることができないため姿勢が安定しなかったり、転倒するリスクが増えたりします。 

7、唾液の分泌を促す

よく噛むことで唾液の分泌を促し、お口の中の自浄作用にもつながります。

このように、入れ歯はその人の生活の一部として、重要な役割をしているといってよいでしょう。

入れ歯のお手入れ

入れ歯はメインテナンスも大切です。使っているうちに痛みが出てきたり、歯石がついてしまったりすることもあるので、歯科医院で定期的に入れ歯の調整をするようにしましょう。

また、お家でも入れ歯専用の義歯ブラシなどで磨き、入れ歯用洗浄剤などを使って、キレイに保つようにしましょう。

正しい歯のお手入れについて

2008年に放送されたテレビ朝日のたけしの本当は怖い過程の医学で間違った歯磨きで知覚過敏などになる可能性があるという身近なテーマが放送されました。

ではいったい正しい歯磨きとはどのように行うのでしょうか?また正しい歯磨きをしないとどうなってしまうのでしょうか? 

みなさん歯磨きは毎食後行っていると思いますが、歯磨きのしすぎは正しい歯磨きとは言えません。

例)

  • 歯をキレイにしたい
  • 虫歯を作りたくないと思うあまり、何かを食べるたびに歯磨き。
  • 歯を白くしたいからといってお茶やコーヒーなど着色しそうな飲み物を飲んでは歯が白くなるという歯磨き剤で歯磨き。
  • 歯ブラシが1~2週間でだめになってしまう。

このような歯磨きの仕方をしている方はいないでしょうか。お口の中をきれいにするということはとても良いことなのですが、このようにやりすぎることは良くありません。例にあげたような歯磨きを続けると、知覚過敏歯髄炎になってしまいます。

歯髄炎→ウィキペディアの説明

歯を白くする歯磨き剤には研磨剤が入っています。

そのため、強い力で何度も歯磨きを続けていくと、歯ぐきが傷ついたり、同じところに何度も歯ブラシの先が当たるとその部分の歯ぐきが下がったりします。

そのため、歯の根っこの象牙質がでてきて知覚過敏の症状が出たり、歯茎に炎症が起こり歯髄炎になったりします。

では正しい歯磨きをするにはどうしたらよいのでしょうか? 

1.歯ブラシの硬さ

  • 歯肉炎や歯周病の方は柔らかめ
  • 歯の汚れや、タバコのヤニなどを落としてスッキリしたい方は硬め
  • 通常の歯磨きは普通の硬さ

2.歯ブラシの持ち方

歯ブラシは鉛筆を持つような持ち方で、軽くもって下さい。

ただ歯ブラシを握った状態の持ち方で歯磨きを行うと、力が入ってしまいます。

歯の汚れは力強く磨いたからといって落ちるわけではありません。軽いタッチで一本一本細かく磨くようにしましょう。

3.歯磨き剤の量

歯磨き剤は大量につかわなくても、少量で効果があります。歯ブラシの3分の1程度で大丈夫です。

また、歯磨き剤には虫歯の進行を抑制する作用のあるフッ素が配合されたものもあります。そのため、口をゆすぐ時は効果を得るために1.2回ゆすぐ程度でいいでしょう。

みなさんは正しい歯磨きできていましたか?

うがいの効果ってあるの?

風邪やインフルエンザの予防に手洗い・うがいをしようといいますが、実際うがいの効果はあるのでしょうか。ただ水でうがいをしただけでも、約4割風邪を防ぐことができるという研究の結果があるようです。 

また、うがいをすることは風邪などの予防効果だけではありません。

食後にうがいをして水を吐き出すと、食べかすがたくさんでてきます。透明なコップなどで見てみると分かりやすいかもしれませんね。こんなに食べかすが残っているの?とびっくりするかもしれません。

このようにお口の中や、喉の咽頭部を清潔にし、潤いを与える効果もあります。 食後のうがいが一般的ですが、ご飯を食べる前のうがいにも効果があります。食前のうがいはお口の準備体操となり、味覚の向上や食欲増進につながります。

 うがい

では、正しいうがいのやり方を説明したいと思います。

1、口をすすぐ

いきなり上を向いてうがいをしてはいけません。まずは口の中をブクブクすすいで吐き出しましょう。最初からガラガラうがいをしがちですが、それは間違いです。最初にガラガラうがいをしてしまうとお口の中の細菌が喉のほうに運ばれてしまいます。 

2、ガラガラうがい

お口をすすいだら次はガラガラうがいです。喉の奥を意識するような感覚で10秒ほどうがいをしましょう。「あ~」や「お~」など声をだしながらうがいをするのもいいようです。 

◎重曹でのうがい

みなさん重曹水でのうがいって聞いたことありますか?

最近では、重曹水をつかってうがいをすると虫歯予防になるといわれているようです。虫歯ができる原因は、虫歯菌が食べかすなどに含まれる糖分から作り出される酸です。重曹は弱アルカリ性なので、虫歯の原因となる酸を中和する働きがあります。

また、重曹には、歯の黒ずみなどを白くするホワイトニングにも効果があるようです。

重曹水でうがいをする場合は食用や薬用のものを使用するようにしましょう。 

その他にもいろいろなうがいがあります。

塩水でうがい

コップ1杯に塩を一つまみほど入れてうがいをします。喉の痛みなどがあるとき、喉の痛みを和らげます。 

緑茶でうがい

緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があります。 

これらの他にもごま油を使ったうがいや、市販のうがい薬を使ったうがいなどがあります。正しいうがいをして健康な体をつくりましょう。

口角炎の原因は?

皆さんの中には、口の両端が切れて口を開けるときなど痛みを感じたことのある方も多くいるのではないでしょうか?

これを“口角炎”といいます。

口角炎は亀裂だけでなく、患部が腫れたり、出血後かさぶたなどを生じる皮膚の疾患です。

口角炎の特徴は口を開いた時に強い痛みの症状があり、口を大きく開けることが困難になります。口を開くことで裂けている部分が広がり強い痛みがでてくることもあります。

【口角炎の原因】

・カンジダなどの真菌

カンジダは不完全菌に属する酵母の代表的なものであり、もともと口腔内やその他の体表に存在している菌、いわゆる常在菌で、健康な人体は免疫により過度の増殖を防いでいるが、体調の悪化などで免疫力が落ちると繁殖して日和見感染を起こすことがある。

出典 口角炎 – Wikipedia

・ビタミンの不足

ビタミンB2、B6、B12、A、ナイアシンなどの不足。その中でも特にビタミンB2の欠乏で口角炎になることが多いといわれています。ビタミンB2は、 レバー、うなぎ、納豆、玉子等に多く含まれます。

ビタミンB2は、 レバー、うなぎ、納豆、玉子等に多く含まれます

・よだれ

乳幼児や子供の場合、だ液の分泌が多い為、よだれによって感染することが原因の場合があります。 

・体の抵抗力の低下

別の病気にかかっていて、全身の体力が低下している時や、抵抗力が弱っている場合口角炎になりやすくなります。
糖尿病、貧血、ステロイド剤の長期使用などが原因となることもあります。
口角炎は、口唇ヘルペスや、口唇炎と間違われやすいですが、これらは治療法が異なります。

【口角炎の治療】

口角炎になると、口角部分の皮膚が横に裂けるように広がります。

そのため口を開くたびに痛みがでて症状が長期間続くと食事をしたりするのも億劫に感じる人もいます。

口角炎になっても、数日後にはかさぶたができてきますが、このかさぶたは薄くて簡単に剥がすことができます。かさぶたを剥がしても炎症症状はなくならないので、出来る限りかさぶたには触らず回復を待ちましょう。

口角炎で痛みを伴い病院などを受診した場合は、抗真菌薬の処方と一緒に、ビタミン剤などのお薬を処方するケースが大半です。

口角の裂け目が広い場合などは軟膏が処方されることもあります。病院を受診する場合は、口腔外科、皮膚科、耳鼻科などを受診しましょう。 

口角炎の症状は3日程度で軽くなり、回復に向かいます。

長くても1週間ほどで症状は改善してきますので、その間は薬を塗りビタミン豊富な食事をするようにして回復を待ちましょう。

赤ちゃんの歯磨き

赤ちゃんでも歯が生えていれば虫歯になる可能性があります。

自分で歯磨きをすることができない赤ちゃん。ではどんな歯ブラシがあるのでしょうか。また、どのように磨けばよいのでしょうか。

赤ちゃんの歯の本数

*  歯の生え方には個人差があります。6ヵ月程度前後することはありますが、心配いりません。

赤ちゃんの歯が生え始めてきたら、最初は歯ブラシを使わずにガーゼや綿棒などで歯の表面の汚れを落としてあげます。

慣れてきたら赤ちゃん用の歯ブラシで磨くようにします。

最初のうちは、お口の中に歯ブラシが入るのを嫌がります。そのため、お口の中に入れることから始めましょう。

歯磨きトレーニング用の歯ブラシを使って慣れさせるのもその後の歯磨き習慣に役に立ちます。

この歯磨きは医療用のゴムでできていて、大人用の歯ブラシのように細くて喉に刺さらないように途中に大きな輪が作ってあり、一定の長さ以上は口に入らないようになっています。

また、この歯ブラシは噛んでいるだけで虫歯予防になります。

おもちゃ感覚、おしゃぶり感覚であたえてみて歯ブラシに慣れさせるのもいいでしょう。

お口の中に入れることに慣れてきたら力を入れずに磨いてみましょう。

きれいにしようと思ってゴシゴシ磨いてしまうと赤ちゃんが痛がります。優しく磨いてあげましょう。

赤ちゃんの歯みがき
生後3ヶ月から1歳くらいの間
はトレーニング用の歯ブラシを使って歯磨きに慣れさせるようにしましょう。歯が生え始めてきたら先端がブラシ状になった歯磨きを使って見ましょう。この歯ブラシも、先端がゴムのブラシになっていたり、喉に刺さらないように輪がついているトレーニング用歯ブラシと同じようなものも売られています。

そのほうが、親からすると安全なので目を少し離しても安心ですね。 

1歳半ぐらいになると大部分の歯が生えそろってきます。このころになると、通常の子供用歯ブラシを使っても良いでしょう。しかし、形が大人用とほぼ同じなので、使用している時は注意しましょう。子供が遊びながら歯磨きをしていて転んだりすると喉や口に歯ブラシが刺さってしまったり、大事故に繋がります。 

お母さんが歯磨きをしてあげる時はお口の中が良く見える姿勢で行うようにしましょう。

また、赤ちゃんの歯はとても小さいので、歯ブラシの先端を使い細かく磨いてあげましょう。

赤ちゃんが虫歯にならないためにも正しい歯磨きをしてあげましょう。

歯牙再植ってなに?

歯牙再植とは、事故などで歯が抜けてしまったり、治療をしても上手く治らない歯をわざと抜いて、再び元の場所に戻すことです。

入れ歯やインプラントとは異なり、自分の歯ですから体に対してなじみがよいので条件が合えばとてもいい方法です。

では、例えばどのようなとき歯牙再植を行うのか具体的にお話します。

転んだりして歯が抜けてしまったらもちろん痛みはありますが、歯が抜けたことにびっくりしますよね。

しかし、歯が抜けてしまってもその歯を捨てたりしないで下さい。歯を元の位置に戻せる可能性があります。 

歯を戻すためには、歯の根っこの周りにある歯根膜が残っていること、汚染されていないこと、傷ついていないことが重要です。

歯根膜が細菌感染していたり、傷づいていたりすると歯牙再植の成功率は低下します。

そのため、歯が抜けてしまった時に汚れていても水で洗ったり、汚いからといってテッィシュで拭いたり、乾燥させたりしないでください。

どのように保存するか

保存の方法は、保存液などがあればその中に入れて乾燥しないようにします。

保存液が無い場合などは、牛乳に入れて保存する、自分のお口の中に入れておく、などして歯根膜は変性させないようにします。

そして、すみやかに病院へ行くようにしましょう。

歯が抜けた状態で時間が経ってしまうと、その分歯根膜の状態が悪くなり、歯牙再植の成功率は低下します。 

抜けてしまった歯は、歯を元の位置に戻し、隣の歯とワイヤーやレジンなどで固定します。

数週間固定することで抜けた歯が元の位置に戻り、再び歯の機能を取り戻すことが可能となる場合があります。

しかし、成功の確率は100%とは言えません。

歯牙再植を行った術後にトラブルが起きることもあります。

再植した数年後に骨と癒着を起こしてしまったり、傷のついた歯根膜から歯が溶けて虫歯になってしまったりすることがあります。

怪我をしないことが一番ですがもし、このようなことが起こった時のために、覚えておいて下さい。

歯ぐきをマッサージして健康に!!

みんなさん疲れたときなどに体をマッサージしますよね?

しかし、歯ぐきをマッサージしたことのある方は少ないのではないでしょうか?

歯ぐきをマッサージをすることで血液の流れが良くなり、血液の循環が促進されます。また、溜まった不純物を排出する効果もあります。

手や足と同様に歯ぐきにもツボがあることをご存知ですか?

歯ぐきにも全身に影響しているツボが40ほどあります。このツボを刺激し、マッサージすることで歯ぐきを活性化することができるのです。

では歯ぐきはどのようにマッサージしたらよいのでしょうか?

まず歯磨きをしてお口の中を清潔にします。次に手をキレイに洗います。

※歯ぐきをマッサージする時に指を使うためです。

準備が終わったらマッサージを始めます。

  1. 人差し指の腹で歯ぐき全体をなでるように下側の左側から中央へ向かって5回ほどマッサージします。右側も同様にマッサージします。
  2. 終わったら上側もマッサージしていきます。
  3. 歯と歯ぐきの境目の部分を丁寧にマッサージします。
    ※爪を立てると歯ぐきが傷ついてしまうので注意しましょう。
  4. 人差し指を使って歯ぐきの表と裏を押していきましょう。押す強さはイタ気持ちいいくらいの強さで行います。
  5. 最後に親指と人差し指ではさんで押します。血流が悪いところは痛みを感じるので他の部位より少し長めに押してみて下さい。

マッサージをするタイミングはとくに決められてはいませんが、お風呂に入っている時などは体がリラックスしているのでおすすめです。歯ぐきを触った時にぶよぶよとした感触がある場合は歯周病や歯肉炎になっている場合があります。

最初はやわらかくぶよぶよしていた歯ぐきもマッサージを続けていくことで引き締まっていき、きれいなピンク色になってきます。歯ぐきが引き締まってくれば健康という証拠です。

歯ぐきのマッサージは目の疲労や肩こりにも効果があるようなので、ぜひ試してみて下さい。

舌小帯短縮症ってなに??

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)という言葉をきいたことがありますか?

まず舌小帯とは、舌の裏側にあるヒダ(スジのようなもの)のことを言います。

この舌小帯が生まれつき短かったり、ヒダが舌の先端部に近いところについていることがあります。これを舌小帯短縮症といいます。 

舌を前のほうに突き出すことで、舌小帯が引っ張られて舌にくびれができ、ハート型の舌になります。これをハート舌といいます。

舌小帯短縮症は軽度、中等度、重度に分けられます。 

軽度:日常生活の障害はほとんどみられない 

中等度:ハート舌がみられる。舌先を上顎につけることができない。口の開きを小さくすることでやっと上顎につけることができる状態。 

重度:舌を上に上げることができない。舌を前に突き出そうとしても下唇あたりまでしか出すことが出来ない。 

中等度や重度の場合、発音障害や哺乳障害、嚥下障害などを認められることがあるので治療によって改善していくことが多いです。 

授乳障害

赤ちゃんが舌小帯短縮症だと、授乳障害がでることがあります。

赤ちゃんがおっぱいを飲む時に乳首を吸いますが、そのときに乳首を舌と口蓋に挟んで母乳を飲んでいます。

そのため舌小帯短縮症だと舌先を上げることができないので、うまく母乳を飲むことが出来ず、体重の増加に支障が出たり泣き止まなかったりします。 

発音障害

舌先が口蓋に触れないので、か行・さ行・た行・ら行がうまく発音できません。 

食べるのに時間がかかる

舌小帯短縮症のため舌をうまく動かすことが出来ず、ずっともぐもぐ噛んでいて、喉の奥に食べ物を持っていけないので食べるのが遅くなります。

何度も噛むことで噛む回数が増えるので脳の満腹中枢がお腹がいっぱいと勘違いし食べられなくなります。実際はそれほどの量を食べているわけではないので痩せてしまうことがあります。 

食べるのが早い

食べるのが遅いのと反対に、食べ物を丸呑みしたり、飲み物で流し込んでしまうことで食べるのが早くなることもあります。

その他にもいろいろな症状がありますが、舌小帯短縮症だからといって治療方法がないわけではありません。今では手術をして舌小帯を切ったり、舌の機能訓練などをして治療をしていくことができます。

舌小帯短縮症について Wikipediaより

歯ぐきが下がってきた!?

歯ぐきが下がることを歯肉退縮といいます。

みなさんも鏡を見た時に最近歯ぐきが下がってきたような・・・

と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

歯肉が退縮することによって見た目(審美性)が悪くなります。

また、歯肉退縮によりセメント質(歯の根っこ部分)が露出することで、根面カリエス(虫歯)になりやすくなります。他にも、知覚過敏になる方もいます。

では歯肉退縮の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

歯肉退縮の原因

・  歯周病

歯周病になると骨が溶かされて歯肉が退縮します。

また、歯肉炎などの腫れた歯肉が治って歯肉が引き締まることで歯が長く見えたりします。 

・  誤った方法での歯磨き

例えば、硬い毛の歯ブラシで力強くゴシゴシ歯磨きをしていると歯ぐきが傷み退縮してきます。

また、癖で歯磨きをしている時に一部だけ強くあったっていたりするとその部分の歯肉が退縮してきます。

その他にも電動歯ブラシの使用で歯肉退縮を起こすこともあります。 

・  歯科の外科的治療

歯周病などが原因で歯肉の切開手術をした場合薄い歯肉や骨の部分は退縮を起こします。 

・  歯並び

例えば、歯列から離れたところに生えている八重歯などは歯肉退縮を起こしやすい部位になります。 

・  加齢に伴う歯肉退縮

年齢が高くなるにつれて歯肉退縮が起きてきます。

しかし、この場合は特定の部位だけでなく全ての歯に均等に歯肉退縮が見られます。

歯肉退縮の治療

1.歯周病などにならないよう予防すること。

定期的に歯科医院に通い、定期検診を受けたり、クリーニングしたりするようにしましょう。また、家ではしっかり歯磨きをしてホームケアするようにしましょう。 

2.正しい歯磨き

歯周病や虫歯になるのが心配だからといって過度の歯磨きをするのは、逆に歯肉退縮を起こしてしまいます。一本一本細かく汚れを落とすように磨くようにしましょう。

力の入れすぎには注意が必要なので、分からなければ近くの歯科医院に磨き方を教えてもらうのもいいかもしれません。 

3.歯並びが悪い人

歯並びが悪い人で歯肉退縮を気にされている方は矯正治療を行っている歯医者に相談してみましょう。 

4.様子を見る

外科治療など、治療直後の場合はしばらく様子をみてみましょう。クリーピングが起こる場合があります。

※  クリーピング:歯肉が自然に回復すること 

このように人それぞれ原因などは違いますので、気になる方は一度歯医者へ相談にいくとよいでしょう。また、歯肉退縮していないかなど鏡を見て観察して自分のお口の中をよく知っておきましょう。

顎関節症について

みなさんは顎関節症を知っていますか?

  • 口が開きにくい
  • 顎から音がする
  • 顎が痛む

などが主な症状として上げられます。

特に若い女性を中心に広がってきています。人によっては日常生活には支障のない軽度のものから、口がまったく開かないような重症なものまで様々です。軽度のものを含めると約50%の人が顎になんらかの異常を感じたことがあるそうです。なぜ女性の患者さんが多いのでしょうか?

幅広い年齢の人が顎関節症になりますが、ピークは20代で女性の来院数は男性の2倍から3倍にもなります。女性が多い理由ははっきりとはしていませんが、20代の女性は特にストレスを感じやすい時期、痛みに対して感受性が強くなる年代なので顎関節症にもかかりやすいのでは?と考えられています。近年、患者数は増加しています。

 

症状を詳しくみてみましょう。

●口が開きにくい(開口障害)

正常な場合は口を開けたときに指を縦にして3本入ります。しかし指が2本しか入らない、又は1本しか入らない。痛みにより口が開かない場合と、顎の関節の異常で口が大きく開けづらい場合、急に開かなくなってしまった場合や、段々と開かなくなってしまう場合など様々なパターンがあります。

●顎から音がする場合(関節雑音)

口を開けたり、顎を動かしたりすると、カクッと音がしたりシャリシャリ、ミシミシなどの音が聞こえる場合もあります。症状が音だけの場合なら早急な治療はしなくても良いでしょう。

●顎が痛む

口を開けたり閉めたりするときに特に痛みがあり、硬いものを食べにくい。顎を動かしたときに痛むのが特徴です。

このような症状以外にも様々なところに症状が現れることもあります。頭痛や腰痛、肩こり、背中の痛み、めまい、歯の痛みなどが併発するようなパターンもあります。

 

顎関節症にはどのような治療を行うのでしょう。

●物理療法

患部を温めたり、冷やしたりして痛みを軽減させる。

●運動療法

口を開ける練習をしたり顎を動かす訓練をしたりして口が開くようにする。

●スプリント療法

歯にマウスピースのようなものを装着して筋肉や歯の負担を軽減させる。歯ぎしりや食いしばりからのダメージも軽減させる。治療はセルフケアが中心となりますが、顎関節症の症状が気になったらまずは歯科医院でみてもらいましょう。あなたに合った治療方法を提案してもらってください。

おしゃぶり癖が及ぼす影響

育児中のお母さんやお父さんの中にはお子さんにおしゃぶりを与えている人も多いのではないでしょうか。最近ではデザインがおもしろいおしゃぶりや、首から下げるひものついたおしゃぶりなども販売されているようです。

おしゃぶり

では、おしゃぶりは歯並びなどに影響はしないのでしょうか?

おしゃぶりのメリット・デメリット

一般的に言われているおしゃぶり使用のメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • すぐに泣きやむ
  • すぐに眠る
  • 落ち着く
  • 親の子育てのストレスが減る
  • 機嫌が良くなる

などがあります。

おしゃぶりを与えると鼻呼吸になるので、アレルギーや喘息になりにくいなどの意見もあるようです。

デメリット

  • 長期間の使用で噛み合せが悪くなる
  • なぜ泣いているのか考えないで使用する
  • ふれあうことが減る
  • 言葉をかけることが減る
  • 発語の機会が減る

6ヶ月ぐらいの乳児になると興味があるものなどなんでもお口へもっていってしゃぶるようになります。この行動は、手と目の協調運動の学習だけではなく、いろいろしゃぶることにより味や形、性状を学習しているのです。

しかし、おしゃぶりを使用していると手でつかんだものをお口へ持っていくことが出来ず学習の機会が奪われることになります。

また、一度使用すると長時間にわたり使用する傾向があります。そのため、発達に必要な機会が失われるのではないか?という意見もあるようです。

おしゃぶりの癖による歯並びへの影響

1.開口

奥歯で噛んでいるのに前歯では噛んでいない状態。口が閉じにくかったり、上手くものが噛めないことがあります。 

2.上顎前突

前歯のみが前突している状態。一般的に出っ歯と呼ばれています。 

3.乳臼歯交叉咬合

上の歯列の幅が狭くなり奥歯の咬み合わせが横にずれる状態。鏡で見てみると上下の前歯の真ん中がずれています。 

おしゃぶりが歯並びに影響するのは、乳歯が生えそろい、乳臼歯交叉咬合や開口などの噛み合せの異常が存続しやすくなる2歳半ぐらいから3歳以上になってもおしゃぶりを使用している場合です。

歯並びの面から考えるとおしゃぶりはできるだけ使用を避けたほうがよいといわれていますが、もし使用するのであれば次の点に注意しましょう。 

  • 言葉を覚え始める1歳を過ぎたぐらいには常時使用しないようにする
  • 遅くても2歳半までに使用を中止するようにする
  • おしゃぶりを使用している時も一緒に遊んであげたり、声をかけてあげたりして親と子のふれあいを大切にする
  • 泣いているからといっておしゃぶりを使用して泣き止ませる手段にしないようにする
  • 4歳以降になってもおしゃぶりが取れない時は、かかりつけの小児科医に相談するようにしましょう。

おしゃぶりを長期間使用するのと同様に、指しゃぶりを3歳から4歳を過ぎても続けていると歯並びが悪くなったり、発音に影響がでてきたりします。

子供にとってよい環境を作ってあげ、外遊びなどで社会性を豊かにすることで3歳ぐらいまでには指しゃぶりも卒業することが好ましいでしょう。

気圧の変化で歯が痛む?

みなさんの中に、飛行機に乗ったときや、標高の高い山に登山に出かけた時などに歯が痛くなった経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?

最近では日本テレビで放送されている“世界の果てまでイッテQ”の番組内でタレントのイモトアヤコさんがマナスルに登山する企画で、気圧の変化により彼女の虫歯が急性症状を起こしたというのを見た方もいるのではないでしょうか。

世界の果てまでいってQ→Wikipediaより 

ではなぜ気圧の変化で歯が痛むのでしょうか。

気圧の変化でよく聞く話が、標高の高い山に登山したとき、お菓子の袋がパンパンになる、飛行機に乗って離陸する時に耳がキーンと痛くなるということがあります。

実は歯の中でもこれと同じようなことが起きているのです。

歯のエナメル質の内部には「歯髄腔」という神経が入っている空洞があります。

歯髄腔はふだん、外の気圧と等しくなっています。

しかし、飛行機の離陸や登山などで短時間の間に外の気圧が下がると、気圧の変化に対応しきれず、低下した外の気圧との差で内側から圧がかかり一時的に痛みがでることがあります。

このとき激しく歯が痛む場合は虫歯があることがほとんどです。

通常はひどい痛みがでていない虫歯でも、気圧の低下により激しく痛むことがあります。これらを「気圧性歯痛」・「航空性歯痛」といいます。

特徴としては、

健康な歯髄や適切に治療された歯にはおきにくい。

気圧高度が8000~10000フィート(2500~3000メートル)付近で起きやすい。

慢性歯髄炎などがあると急性かすることがある。

などがあります。 

登山や飛行機のほかにも、スキューバダイビングや台風などの気圧の変化でも痛みが出る可能性があります。 

予防としてはこのようなことにならないためにも虫歯があるときはもちろん、虫歯が無いときでも定期的に歯科医院を受診し、健康なお口の中を保つことが大切です。

口唇ヘルペスってなに?

口唇ヘルペスという名前を始めて耳にする方もいると思います。

口唇ヘルペスとは、風邪などで具合が悪い時や、ストレスがたまって疲れているときなど体が弱っているときに、唇のまわりに赤い水泡ができ、痛みやかゆみがでてくる症状のある病気です。「風邪の華」、「熱の華」などと言われることもあります。

口唇ヘルペスと知らずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 

原因はウィルス 

日本人では約10人に1人が口唇ヘルペスになったことがあると言われています。

口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウィルスに感染していても、症状がでないので自分が感染していることに気付かないというケース(潜伏感染)も多く、20代~30代で感染している人は半数近くいるといわれています。

年齢が高くなるほど感染率も高くなり、60代以上ではほとんどの人が感染しているというデータもあるようです。 

初めて感染する場合の感染経路としては、直接患部に触ることやだ液で感染します。

子供のうちは、親から初めて感染したりしますが、軽い症状で済みます。しかし、成人してから感染すると重症になりやすいと言われています。

人の体にはウィルスに対する免疫がありますが、風邪などで熱が出たりして体調が良くないときなど免疫力が弱まりウィルスが活発になります。

そのため初めて感染した後免疫ができても再発を繰り返すようになります。 

「口唇ヘルペス」の症状とは

口唇ヘルペスの症状としては、唇や口のまわりに水ぶくれができ発熱を伴ったり、顎の下のリンパ節が腫れたりします。体調によって症状もさまざまです。 

発症するとまず水泡ができてビリビリした変な違和感があります。

何度も再発を繰り返している人だと、すぐに口唇ヘルペスになる前兆だということがわかります。

その後、皮膚のほてりやかゆみなどの違和感が出てきて半日以内に赤く腫れてきます。

体の中でウィルスが増殖しているこの頃に治療をするのがいいでしょう。

その後赤く腫れたところに水泡ができ、水泡が破れてかさぶたが出来て治っていきます。

水泡の大きさは初感染では大きく、再発を繰り返していくと小さくなってきます。

水泡が破れた患部に傷ついた皮膚などが触れると感染します。

患部に触れてしまった場合はすぐに手洗いするようにしましょう。 

口唇ヘルペスは2週間ほどで治っていくのが普通です。再発の場合は、初感染で発症したときよりも比較的軽症です。 

早めの受診を! 

治療方法としては、皮膚科に受診して抗ウィルス薬や抗生物質などで治します。病院にいく時間の無い人は市販薬なども売られています。しかし、判断が難しい場合などは専門的な皮膚科を受診するようにしましょう。 

十分な睡眠とバランスの良い食事などをとるなどにして、風邪やストレスで体力や抵抗力を落とさないようにすることが予防法となります。

口臭の原因について?

みなさんは口臭が気になったことはありませんか?
ニンニク料理や餃子などを食べた次の日の口臭の原因は食事だったことがわかりますが、臭いのあるものを食べていないのに口臭がきになるということはないでしょうか?
実は口臭の原因にもいろいろあるのです。

口臭の原因

口臭と舌
口臭と強く関係があるのは舌と言われています。
健康な状態の舌はきれいなピンク色で舌のぶつぶつした所(舌乳頭)がきれいに突起している状態です。
このような健康な状態であれば舌が原因の口臭の心配はありません。

舌が口臭の原因となる場合は、まず舌が汚れていることです。
舌の汚れのことを舌苔(ぜったい)と言います。
この舌苔がついていると不純物などで舌が白くなってみえます。この不純物は歯に付くプラークと同じようなもので、歯磨きをするのと同じように舌も磨いてあげないと口臭の原因となります。

口臭と体調
風邪やストレスなどで体調が悪く免疫力が低下している時は、口の中の細菌が増えて口臭がきつくなります。

口臭と睡眠
口臭は就寝から起床にかけての睡眠時間中にひどくなります。
朝起きると口の中が乾いていませんか?
この渇きが口臭をきつくしているのです。
寝ているとき口呼吸をしている方は特に注意が必要です。
口呼吸を改善して、鼻で呼吸をするように意識することで口臭の予防になるでしょう。

口臭と唾液
唾液は口の中の細菌を除去する役割をもっています。また、除去しきれなかった細菌を唾液とともに胃に送り込んでくれる働きをもっています。
唾液が減少することにより口臭がきつくなるのは、唾液が除去してくれるはずの細菌が唾液の減少により除去し切れなかったためそのまま住み着いてしまったからなのです。

口臭と年齢
口臭にも体臭と同様、加齢による口臭が存在します。
歳をとることで唾液の分泌量が減少するのがひとつの原因です。
また、歳をとるに連れて罹患率が増える歯周病によって口臭の原因となります。
《口臭チェック》

口臭をチェックする方法としては、測定器を使うのが一番信用できる方法ですが、自分でも簡単にチェックできます。

  • 歯茎が腫れて赤い
  • 歯と歯の間に食べ物が挟まることがある
  • 舌苔が大量についている
  • たばこを吸う
  • 歯がグラグラする
  • 口がネバネバする
  • 口が乾く
  • 体調が悪い
  • 口内炎がよくできる

このように口臭の原因にもいろいろありますが、カテキン(緑茶に含まれる)、フッ素、フラポノールは口臭予防効果があります。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

大切!仕上げ磨き!

小さなお子さんが、スプーンやフォークを使って食事が出来るようになったらぜひ、歯ブラシを持たせてあげてください。
遊び感覚でいいので自分自身でお口の中を磨くトレーニングをすることが大切です。
また、お子さんが自分の歯を磨くという行動が自立の第一歩だと思いませんか?

もちろん、お子さん自身で歯磨きをしただけでは、うまくプラークを取り除くことも難しいと思いますし、磨き残しもあるとおもいます。
しかし、保護者の方が、最初から最後まで磨いてあげたのでは、お子さんの歯磨きの習慣が身につかなくなってしまいます。
そのため、まずはお子さん自身で歯磨きをしてもらい、最後に保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。
ここで、仕上げ磨きのポイントを説明します。

1.体勢
仕上げ磨きをするときは、お子さんの口の中が全体的によく見える体勢で行って下さい。
簡単に言うと、歯医者さんで診療椅子の上で寝た状態のことです。
お家に診療の椅子などありませんから、例えば、お子さんの頭を保護者の膝の上に乗せて固定してみると、お口の中全体が良く見えて、しっかり確認しながら磨くことができます。

2.歯ブラシの持ち方
歯磨きをするとき力を入れれば汚れが落ちると勘違いされている方が多くいます。
そんな方に多く見られる持ち方が、歯ブラシをにぎって磨く持ち方です。
しかし、力が入りすぎてしまうとお子さんが痛くて歯磨きを嫌がってしまったり、歯茎を傷つける原因になります。

正しい持ち方は鉛筆持ちで歯ブラシを持つことです。
鉛筆持ちなら力が入りすぎることが無く、歯ブラシを細かく磨くことができるので理想的な持ち方といえます。

3.動かし方
歯磨きをするときは横に大きく動かすのではなく、細かく動かすようにしましょう。
大きく動かす磨き方をしてしまうと、汚れもあまり落ちませんし、歯茎が傷ついたりします。
横に細かく動かすことで、歯垢(プラーク)もよく取れてきます。
だいたい一箇所磨くのに10回以上を目安に磨くと良いでしょう。

前歯:1本ずつ細かく磨いていきましょう

歯の裏側:歯ブラシを斜めに傾けて、歯と歯茎の間に歯ブラシの毛先が入り込むように磨きます。特に磨き残しの多いところなので丁寧に磨いてあげましょう。

噛み合わせの面:噛み合せの溝の部分は特に虫歯になりやすい場所です。角度を変えたりしながらよく確認して磨きましょう。
しかし、仕上げ磨きが完璧でも歯磨き自体を嫌がるお子さんが多いですよね。
そのため、歯磨き、仕上げ磨きができたら、褒めてあげるようにしましょう。

インフルエンザと口腔内の病気は関係がある?

この時期になると大流行するインフルエンザ

このインフルエンザがきっかけとなり、歯や歯ぐきが痛んだりすることがあるのを知っていましたか?

◎インフルエンザで免疫力の低下 

歯ぐきから出血する、口臭がする、歯ぐきから膿が出る、歯ぐきが腫れて歯が痛いなどの歯周病の症状は、睡眠不足や疲労で疲れているときや、インフルエンザや風邪をひいてしまったときなど、免疫力が低下している時に症状がでてくることがあります。 

例えば、初期の歯周病にかかっている人がインフルエンザなどにかかると、普段の症状はとくにないのに、インフルエンザがきっかけとなり免疫力が低下することで、歯ぐきが腫れたり口臭がしたりして歯周病の症状が現れる可能性があります。 

◎インフルエンザから蓄膿症や副鼻腔炎になった場合 

風邪やインフルエンザになると蓄膿症や副鼻腔炎になる人が多いのですが、風邪菌やインフルエンザウィルスが上顎洞の粘膜まで細菌感染すると上の奥歯にも炎症が起こり痛みがでたり、その周囲にも痛みを感じることがあります。

これは上の奥歯の根っこの部分と上顎洞の粘膜が非常に近い位置関係にあるために起こります。

一週間程度で治癒することが多いのですが、痛みが続く場合や、頬の腫れが強い時は医療機関へ受診するようにしましょう。抗生物質などの投与が必要な場合があります。 

◎お口の中は清潔に! 

インフルエンザの感染経路には接触感染と飛沫感染があります。

感染者がくしゃみや咳をした時に手で押さえ、その手で周りのものに触れてウィルスが付き、別の人がそのものに触ってウィルスが手に付着します。その手で口や鼻などを触ると粘膜から感染します。これを接触感染といいます。

飛沫感染は、感染者がくしゃみや咳をつばなどの飛沫と一緒にウィルスを放出することで別の人がウィルスを口や鼻から吸い込んで感染してしまうことです。

このように接触感染、飛沫感染ともにインフルエンザは口や鼻から感染します。

うがいや歯磨きをあまりしない人は口の中が不潔になっているので、むし歯や歯周病などのもとになる菌が増殖してそこにインフルエンザウィルスが混じり、滞留しやすくなるという説があるそうです。

健康なお口の中はだ液などの自浄作用が働きますが、免疫力が低下している時や、お口の中を不潔にしている時はその機能が低下します。

お口のケアを実施した人としてない人のインフルエンザ発症率を比較すると、お口の中をケアした人の発症率が10分の1になったという報告もあるようです。

忙しくて歯磨きをする時間がない時はうがいだけでもいいのでお口の中を少しでも清潔にするようにしましょう。

手洗い、うがいはもちろんですが、歯磨きなどでお口の中を清潔にすることもインフルエンザを予防する対処法の一つといえるのではないでしょうか。

また、もしインフルエンザにかかったかなと思ったら早めに医療機関へ受診するようにしましょう。

お歯黒って何?

みなさんはお歯黒について知っていますか?

お歯黒

お歯黒とは、明治初期まで続いた女性の習慣です。その文字の通り、お歯黒とは歯を黒く染めることです。黒い鉄の液体を使って、歯を染めていきます。歴史はとても古く、奈良時代に朝鮮半島から伝わったとされています。

お歯黒をつけることには色々な意味があったそうですが、平安時代には貴族の上流階級の間に広がり男女ともに行っていた時代もありました。17歳から18歳で歯を黒く染めて成人であることを表しました。

江戸時代には既婚した女性のシンボルとされていました。時代が進むにつれてお歯黒は女性特有のものになっていったのです。歯のエナメル質を黒くするのは大変な作業だったそうです。そのために、庶民に広まってからは人生の大きな転機でもある結婚を機にお歯黒を行うようになりました。

明治時代になり、帯刀や丁まげの廃止によりお歯黒も衰退していきました。

そして驚くべきことにお墓などから掘り出されたお歯黒の歯にはほとんど虫歯がみられなかったのです。お歯黒は酢酸鉄を含んだ溶液とタンニンを含んだ粉からできています。歯に塗ることでエナメル質が酸に溶けるのを守り、歯を保護したので虫歯が出来にくかったと考えられます。そしてお歯黒の色の状態を保つために手入れをしっかりと行っていたことも虫歯になりにくい理由のひとつです。週に数回はお歯黒を塗りなおしていたので、歯を手入れすることが自然と習慣になったからでしょう。

1970年頃から小児に使用されている「フッ化ジアミン製剤」はお歯黒を元に考えられました。フッ素と銀を含んだ溶液で塗布すると虫歯の予防効果、殺菌作用、鎮痛効果により虫歯を進行しないようにすることができます。

しかしこの溶液を塗ると、お歯黒と同様に歯が黒く変色してしまうので歯が黒くなっても大丈夫な永久歯に生え変わる前の子供の歯や、通院が困難な高齢者が適用になります。

さらに、現在このお歯黒の成分が注目され製品として開発されています。歯に接着するセメントに成分を加えることにより治療した後の歯がまた虫歯にならないようにする役割をしています。昔の知識が現代に生かされている良い例ですね。

お歯黒とは?wikipediaで調べると、、、

プラークのことを詳しく知ろう!

みなさんの体の中で一番多くの種類の細菌が存在している場所はどこだと思いますか?

それはお口の中です。

お口の中の病気には、むし歯や口臭、歯周病などがあります。

そのトラブルの原因となるのがみなさんもよく耳にするプラーク(歯垢)です。

プラークは歯の表面に付着した黄白色をした粘着性の物体のことで、生きた細菌のかたまりです。

1mgのプラークの中にはおよそ1億個もの細菌がいるといわれています。

プラークの中には歯周病菌や、むし歯の原因になるミュータンス菌などが存在しており、さまざまなトラブルの原因となります。

プラークについて(wikipediaより)

プラークは粘着性があるため、うがいだけでは除去することはできません。

歯磨きをしても、磨き残しがあると、プラークが付着したままの状態となるので、口の中は危険な状態にさらされることになります。

では、プラークを除去するにはどうしたらよいのでしょうか。

お口の中の環境は一人一人それぞれ違います。

そのため、歯磨きもその人に合わせた方法で行うことがプラークの除去に有効です。

とくに歯ブラシの毛先が届きにくく、磨き残しがあるところは、

1.奥歯の噛みあわせ部分(咬合面)

2.歯と歯の間(隣接面)

3.歯と歯ぐきの境目(歯頸部)

また、毎日の歯磨きで自然にクセがついてしまうと、常に磨き残しのある場所を作ってしまいます。

そのため、歯科医院での定期検診などで磨き残しの確認(歯垢染色液剤によって簡単に調べることが可能)や、歯の状態に合わせたプラークの落とし方を歯科医師や歯科衛生士などの専門家から指導を受けて適切な歯磨きをするようにしましょう。

歯磨きをするときに、歯ブラシをただあてて磨くだけでは十分にプラークを落とすことはできません。

歯ブラシの使い方にも気をつけましょう。

基本的に歯ブラシをあてるときは軽い力で磨きます。

歯ブラシで歯を強く磨いたからといってプラークが落ちるわけではありません。

強く磨くことで歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。わかりやすいやり方は、歯ブラシを鉛筆持ちで持って磨くことです。この持ち方をすることで過度の力は加わりません。

また、歯ブラシの毛先は歯面にきちんとあたるようにして1本ずつ細かく磨くようにしましょう。

歯磨きをする際に、歯ブラシとともに歯間ブラシやデンタルフロスを使用することも、プラーク除去には大変効果的です。

大切なことは、毎食後歯磨きをする習慣を身に付けることです。

また、歯科医院で定期的に健診を受けるようにしましょう!

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歯がグラグラするのには理由がある?

みなさんのお口の中にグラグラしている歯はありませんか?

歯がグラグラして動揺がある場合にはいろいろな理由があります。 

1.転んだり、打撲をしたりして歯に強いダメージがあった場合。 

特に子供は頭が大きく転倒しやすく、転んだ時にすぐに手が出ず顔から転んでしまうこともあります。また大人でもスポーツ中にボールにあたったり、人とぶつかってしまったりして外部からのダメージを受けることがあります。

そうなった場合はできるだけ患部を清潔に保ち、刺激が加わらないようにしながら早めに歯科医院で治療を受けるようにしましょう。

歯が動かないよう固定をし、周りの組織を元通りにします。 

2.歯周病などで歯ぐきに炎症がある場合。 

歯周病などで土台となる骨が溶かされてしまって歯がグラグラしてきたり、歯ぐきに炎症がある場合があります。

その場合はまずお口の中のプラークなどの磨き残しを綺麗にし、歯と歯ぐきの間をマッサージするようにブラッシングします。

歯ぐきを引き締めて炎症を抑えることが大切です。

この場合も歯科医院での治療を受けるようにしましょう。 

3.歯が折れたり、歯や歯の根っこにヒビが入ったりして炎症が起きている場合。 

歯が折れた場合、自分自身で気付いて歯医者へ行く人がほとんどだと思いますが、歯にヒビが入っても症状がでてくるまで気付かない人もいます。放っておくとひどくなることもあるので異常を感じたら歯科医院を受診するようにしましょう。 

4.かみ合わせが悪い場合。 

寝ている間の歯ぎしりや、自覚の無いくいしばりなどで歯に力がかかったとき、他の歯より当たりが強い場合、その歯に負担がかかることになります。

歯と歯を支える骨の間には噛んだ時に衝撃をやわらげるクッションのような役割をする部分があります。このクッションに過度な力がくわわることで腫れたような状態になり歯がグラグラしやすくなります。

歯科医院で歯の当たりを調整してもらうことで症状はよくなります。 

5.子供の歯の生え変わり時期に乳歯の下から永久歯が生えてきてグラグラする場合 

自然に抜け落ちることが多いので心配することはありませんが、永久歯が生えてくる際に障害となることもあります。 

このように歯がグラグラするのにはいろいろな理由があります。

放っておくと抜歯になってしまったり、抜け落ちてしまうこともあります。

心配な症状がある場合は早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

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舌癌ってなに?

舌といえば、味覚を感じるのに大変重要な働きをします。その他にも食べ物を飲み込む時、言葉を話す時にも使われ体の中でも重要な役割をもっています。

その舌も癌に侵されることがあるのをご存知でしょうか。舌癌は、胃癌や乳癌、肺癌などにくらべると症例は少なく、患者数が多い癌ではありません。

しかし、進行が早い癌なので注意が必要です。

お口の中に発症する癌(口腔癌)の中には他にも歯肉癌などがありますが、その中でも舌癌は半数以上を占めます。

しかし、先述のように患者数が多い癌ではないので、癌患者全体で言うと3%ほどにとどまっています。

1.症状

・色の変化

舌全体を見たときに周りと比べて白っぽくなっていたり、赤くなったりします。

※白板症、紅板症などの可能性もあるが、その場合でも舌癌になるリスクが高いです。

紅板症は約5割が癌に発展する可能性があります。

・舌にしこりができる

最初のうちは口内炎と勘違いされることがあるようです。

口内炎は1週間ほどで治りますが、なかなか治らない時や、口内炎の薬を使用しても効果がみられない場合は舌癌の可能性があります。

・舌の痛み

初期に痛みがでるケースは3割程度といわれています。

痛みがないからといって知らないうちに癌が進行している場合もあるので、注意が必要です。

2.好発年齢

10代から70代まですべての年代でみられます。

3.男女比

患者の男女の比率は男2:女1で男性のほうが多くなっているようです。

4.原因

・飲酒や喫煙

飲酒や喫煙と癌との関連性は明らかになっていませんが、非喫煙者にくらべて喫煙者の舌癌のリスクは約3倍となっています。

・歯並びや合わない入れ歯

歯並びが悪い人や合わない入れ歯を入れている人は、歯の当たりが一部強かったり、入れ歯が舌にあたるなどの刺激が継続的に行われることでリスクが高まると言われています。

5.予防

・口腔内の衛生面

歯石や歯垢があり、口の中が不衛生という状態が長期間続くことも舌癌のリスクを高めます。食事の後は歯磨きをするなどの習慣をつけて口腔内を清潔に保ちましょう。

・食生活

バランスの良い食事をとるようにしましょう。辛いものを食べ過ぎると舌への刺激が強くなります。
高塩分の食品も避けるようにしましょう。

舌癌を予防する為にも食生活や生活習慣を改善するということが大切です。舌は鏡で見ることができるので、日ごろからおかしいところがないかなど観察してみましょう。

もし舌癌かなと思ったら口腔外科か耳鼻咽喉科に相談するようにしましょう。

歯はどうやって削るの?

みなさんが歯科医院を受診してむし歯があったときなどに歯を削ってむし歯を除去しますよね?

ではいったい、硬い歯をどうやって削っているのでしょうか?

歯の表面はエナメル質という硬い物質でできています。

そのためエナメル質を削るには硬い物質で削らなければなりません。

世の中で一番硬い物質はなんだと思いますか?

それはダイヤモンドです。

そこで歯を削る時にダイヤモンドを使います。(正確にはダイヤモンドの粉末がついたバーを使います。)

なぜかというとダイヤモンドの硬さはエナメル質の硬さと同じくらいだからです。

※モース硬度(硬さを計る単位 ダイヤモンド:10 エナメル質:7)

ダイヤモンドのバーをエアタービンという器械につけて歯を削ります。歯科医院に治療に行くとキィーンという高い音が聞こえることがあると思います。この音の正体がエアタービンです。

エアタービンは1分間に約30万~50万回転します。そのため、キィーンという高い音がでてしまいます。バーの先端の刃先のところにダイヤモンドの粉末がついていて、バーが高速回転することで歯が削れます。

高速で削っているため削っていると熱が発生してしまいます。熱を冷却するために削るのと同時に水が出る仕組みになっています。

この水は熱を冷却する以外にもダイヤモンドのバーの目詰まり防止、歯の削る部分をキレイに保つ、削りかすを吸い取りやすくする役割があります。

手元を見えやすくするように照明装置がついたものもあるようです。

 

エアタービンの消毒は?

エアタービンは精密な器械なので消毒などは出来ないのではないかと疑問に思う人もいるかもしれません。

エアタービンは高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)によって消毒・滅菌することが可能になりました。

エアタービンが開発されるまでエナメル質を削って治療することは大変なことでした。エアタービンのおかげでスムーズに診療を進めることが出来るようになりました。

歯は健康にキレイに保つことが大切ですが、もしみなさんが治療で歯を削ることがあったら削る機械なども見てみて下さい。

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